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置碁検討録/前田陳爾

 

 有段以上 ☆☆☆☆
 誠文堂新光社 

 月刊『囲碁』誌上の名講座にして、それを厳選してまとめられた本書は古典的名著とされる。
 上下25局ずつ、計50局を収録した2巻本や、それに10局追加して上中下3巻にまとめたバージョンがある。

 基本的に前田九段のお稽古の碁を題材に解説を加えたもの。上手はプロ(前田九段)だが、下手はアマなので棋譜に自分も打ちそうな手が登場する。プロ同士の名局は、アマからすると同じ囲碁とは思えない浮世離れしたものに感じてしまうところもあるのに対し、指導碁解説はより身近な自分の問題として棋譜研究ができるのが利点である。

 記述法に特徴があり、Yさん、Tさん、Nさん、Hさんなどのアマチュア(棋力の設定も有り)が登場し前田九段との会話を通して話を進めていく。前書きで勝本哲州がネタばらししているように、これらの登場人物はみな架空のキャラクターで、すべて前田九段の筆による創作である。多少古臭くはあるが、前田九段と盤を挟んで解説を受けているような気分になれるのがこの本の魅力である。
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