スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
category
スポンサー広告

現代囲碁大系33、34 林海峰(上下)/林海峰

 



高段者 ☆☆☆★
講談社 大石清夫 相場一宏

 現代囲碁大系33、34巻。呉清源指導碁から昭和58年の本因坊戦(対趙治勲、3連敗後の4連勝で奪取)までの期間の打碁50局を収録している。
 林海峰は坂田栄男一強時代に風穴を開け、木谷門下の俊秀(石田、大竹、武宮、加藤、趙治勲、小林光)とともに現代日本囲碁界の黄金期を築き上げた名棋士である。その特筆すべきは、時代の先頭を切って登場をしながら、その後台頭した優勝那後輩棋士に負けずに対抗しトップで戦い続けた息の長い活躍である。本書では1980年代初頭で終っているがその後も一線で活躍し、1993年には天元5連覇で名誉天元の資格を獲得、2001年には名人戦挑戦も果たしている。

 本書の選局もそうした息の長い活躍を反映したもので、主要なタイトル戦から原則各シリーズ1局を選んで解説している。坂田から派遣を奪う過程には面白い碁が多いだけに、その部分では物足りない感じもするが、林海峰の黄暦全体を見渡す意味ではバランスの取れた構成になっている。また勝ち碁ばかりではなく、重要なシリーズでの敗戦譜も多く含むのが特徴。林海峰の苦闘の歴史を感じられる構成となっている。
スポンサーサイト
category
昭和(打碁集)

Comment

Trackback

http://das53jp.blog38.fc2.com/tb.php/590-f353dedd

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。