月刊囲碁7月号(2011)



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◎棋譜関係
ワールドケンカップ プロアマトーナメント 楊橋アマ(先番)VS謝依旻女流三冠
今月の特選譜 小林光一VS王銘エン、高尾紳路VS松本武久、井山裕太VS矢田直己、中園清三アマVS一力遼、羽根直樹VS王立誠、結城聡VS坂井秀至、孫力VS李世石、尹相VS劉星
名人名局選(福井正明) 秀栄の4 安井算英(先二先先)VS本因坊秀栄
勝負師・坂田栄男(佐々木正) 林海峰名人(先番)VS本因坊栄寿
院生コーナー 大島玲奈VS芝野龍之介、芝野虎丸VS野口航一
名局細解(付録) 瀬戸大樹(先番・自戦解説)VS張栩(第65期本因坊リーグ)

◎講座関係

呉清源 新布石構想
高尾紳路 秀行実戦この一手
坂井秀至 今月のちょっと気になる定石
小林覚 眼からウロコ ザ・手筋
石田芳夫 勝敗はヨセで決まる
大竹英雄 アマの碁 手直し道場
大矢浩一 プロ・アマ置碁問答
高成謙 月替わり講座 軽やかに打つ
詰碁ダイハードⅠ(工藤範夫)、Ⅱ(林漢傑)、Ⅲ(石榑郁郎)



 今月は第2付録があり、バックナンバーからの抜粋である。過去のバックナンバーを持っていない人にとってはおもしろい。3度だまされた話などは小ネタとして抜群である。

 ワールドケンカップは楊橋さんが圧勝。観戦記にもあるが、謝三冠は丁度棋風の転換期なのかもしれない。ややらしくない内容だった。
 来月は河さんが登場で楽しみ。安斎六段としては負けられないが勝つのが大変な相手ということで非常にタフな対局だろう。

 「今月の特選譜」は毎月なかなかの選局で楽しませてくれるが、井山名人の大苦戦(対矢田戦)やホープ対アマ強豪の一力中園戦などが特に面白かった。最後の2譜は「囲棋天地」に既に掲載されており、その解説をソースにしているようである。

 現在、坂田栄男と藤沢秀行の碁についてそれぞれの弟子(佐々木八段と高尾九段)が紹介しているが、面白さでは秀行の方に軍配が上がる。「弟子が語る―勝負師・坂田栄男」は、ケレン味がない正統派の紹介の仕方なのだが。「弟子が語る」などとタイトルにつけられると、佐々木八段の個人的な意見や身近にいる人間しか聞けなかった裏話などを読めるのかと過大に期待してしまうのは私だけだろうか。
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雑誌時評

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