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現代囲碁大系28 山部俊郎/山部俊郎




講談社/堀田護
有段者 ☆☆☆★

 現代囲碁大系第28巻。
 山部俊郎については『変幻山部俊郎』が最優良打碁集だが、この本も侮れない。ライターは同じく堀田護なので出来栄えは近く、芸の探求シリーズのほうが凝った編集方針の分面白いという程度。この現代囲碁大系版はけれん味のない正統的な編集。

 山部俊郎はその才は折り紙つきだったが、ついにタイトル獲得はならなかった悲劇の棋士でもある。実はタイトルはおろか、決勝や番碁での勝利さえほとんどないので、勝負師としては何か決定的な欠陥があったのかもしれない。
 変幻山部と現代囲碁大系は当然重複局もあるが、その数は意外に少ない。それはある意味山部俊郎の傑作は必ずしも檜舞台の上で作られたものではなく、どちらかというと玄人筋だけがその凄さを知っているようなタイプの棋士なのである。また敗局の掲載も多く、幻の名局が多い山部らしい。 

 山部俊郎の碁は、碁の世界の無限、夢幻を見せてくれる。一般アマの規範となるような碁ではないが、碁の魔力を垣間見せる山部俊郎の棋譜は次代に伝えるべきものであると思う。
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昭和(打碁集)

Comment

こんばんはー

こんばんはー。

山部俊郎の本を現在図書館で取り寄せてもらってますが、出版されてる本の有無を調べる際に方円さんのサイトも参考にさせてもらいました。

早打ち、ポカが多い、手筋がうまいなど山部さんの碁は私がもっとも好き&共感させられるものです。

方円さんの他の記事も大変興味深く見させてもらってますが、雁金準一の打碁集はあるものでしょうか?

またよろしくお願いしますー
  • 2011⁄03⁄10(木)
  • 20:37

雁金

 有美さん、コメントありがとうございます。HP拝見しましたが、充実した内容ですね。HNからしてかなり古碁に詳しい方と見ました。

 雁金の打碁集はあったはずです。いつか古本屋で見つけて買おうとしたことがあります。希少本のはずです。
 手に入りやすいものでは現代囲碁大系の第2巻でしょうか。数局入っています。雁金の全盛期以降の棋譜は少ないですからそれで十分という見方もあります。
  • 2011⁄03⁄11(金)
  • 21:19

雁金先生

確か打碁選集があります。

雁金準一打碁選集,(富田忠夫,:瓊韻社)
ググってみたところ、昭和38年の本らしいですね。

私もdasさん同様、古書店だか古書市で見かけて、
購入を大層迷ったことがあります。

そういう場合は大抵買わないのですが。
  • 2011⁄03⁄18(金)
  • 19:05

ありがとうございます

だすさん、GO!さん、ありがとうございます。

雁金は秀哉との確執とそれを周囲が煽り立てたことでなかなか表舞台に出ることはありませんでしたね。その分対局が少ないとは思ってましたがまさかほとんど打碁集が出ないほどとは・・・

お二人のお話参考にまた図書館なり古書なりで探してみることにします。

あと、ここからは差し出がましいようですが、だすさんの打碁集のカテゴリをたとえば古碁、現代碁(昭和以降)というようなふうに分けてもらえるとありがたいのですが・・・。
面白い記事が多いので何度か読み直そうとしても100以上の数の中から探し出すのは大変・・・。ぜひ検討をお願いします
  • 2011⁄03⁄21(月)
  • 19:50

ありがとうございます

 GO!さん>>
 情報ありがとうございます。
 
 有美>>
 そうですね。見やすいように努力します。
 個人的にはブログ内検索で対応しています。
  • 2011⁄03⁄25(金)
  • 19:57

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