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古書の薦め

 最近の新刊書の多くは基本問題集が多い。一番需要があり売れるから、というのが理由だろうが個人的にはつまらない。

 棋書には2種類あると思う。消耗品としての棋書と愛読に耐えうる棋書だ。

 問題集というのは消耗品で、繰り返し解いてあきたらうっちゃり次に進む、というぐらいのものである。どの本がいいとか悪いとかという差もあまりなく、強くなりたかったら手当たり次第に解いてゆけばよい。強くなる上での基本なので、非常に重要であり必要不可欠ではある。

 一方で、囲碁の高度な考え方を教えてくれたり、プロの技芸のすごさを感じさせてくれるような棋書というものもある。囲碁とはものの見方ひとつですべてががらりと変わってしまうものであり、新しい考え方を知り眼前の景色が一変したときの感激は大きい。こういう感激は仲間内で囲碁を打っているだけではなかなか味わえない。(よほどよい指導者がいれば別だが)棋書に親しむことで囲碁の楽しみは格段に広がる。またそういう感激を与えてくれるような類の本は、自分の棋力が進むに従ってより深く理解できるようになるために、繰り返し読んでも面白いものだ。

 このブログを始めたときも、素朴に自分の感動を誰かに伝えたいからだ。しかし最近の新刊は必ずしもそういう感動を与えてくれるものは少ない。似たような問題集が多いし、わかりやすい教科書的な作品が多い。打碁集の類は少なくこだわりを持って書かれた棋書は少ない。一昔前のもののほうがよほど力作が多くて面白い。学生時代、いろいろな棋士の打碁集が欲しくて古書店を回って探したものだが、やはり面白い碁の本を読みたかったら新刊にこだわってはいけないと思う。 
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Comment

もう一つの種類

「読んで理解できる目標となる棋書」を挙げさせてください。

dasさんのレベルにはそういう類の本はないでしょうが、
私にとっては「梶原の碁」とか打碁集とか、
持ってはいるけれどレベルが高すぎる本を
いつか読めるようになるのが囲碁を続ける
モチベーションの一つとなっています。

やはり昔の本がいいですね。
残念なことに。
「あ、欲しいな」と感じる本は年に数えるぐらいしかありません。
  • 2011⁄02⁄05(土)
  • 08:27

なるほど

 なるほど。熟成させて楽しむのですね。
 囲碁の本はすぐ絶版になるので、直感的にいいと思ったものはレベルを考えずに買うという選択肢もありそうです。そういう人は棋書地獄にはまりますが・・・
  • 2011⁄02⁄05(土)
  • 18:42

はい

棋書地獄です(笑)。

ただ古書といっても80年代以前でしょうね。
90年代から00年前半は今よりひどい気も。

大体、もう欲しい本はdasさんの書評などを参考にして
揃えてしまいましたので、
ここ2年ぐらいは増加量が減りました。
囲碁をはじめて4年間で500冊ですから(汗)。
  • 2011⁄02⁄05(土)
  • 22:29

なかなか

なかなかいいはまりっぷりですね(^^;
今後同じ悩み(?)を抱えるひとの救済活動に力を入れたいところですね。
  • 2011⁄02⁄06(日)
  • 09:32

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