高尾紳路の布石入門/高尾紳路



成美堂出版/
初級~上級 ☆☆☆☆★

 布石の基本書として非常に優れている。ポイントとしては説明が簡潔なことと、図が大きくシンプルなこと。ボリュームもかなりあり、うたい文句のように初段レベルになるまで十分カバーできる。値段も手ごろなのでお買い得な一冊である。

 初めて19路で打つという生徒には梅沢先生のシリーズを薦めたり貸し出したりしてきたが、布石だけにかぎればこちらの方が勝るような気がする。また入門用の梅沢本よりもより長く利用できるだろう。
  
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布石

Comment

日本の古碁に最先端を見た

こんばんわ。久しぶりですね。
以前の「勝ち一直線」の時は紹介をありがとう。
今日の驚き:山下先生の本因坊第3局での仕上げを見た後、LG杯の棋譜を全部並べ、日本棋士と韓国・中国の棋勢の差を棋譜で追った。突然、思い出した! この韓国・中国のactiveで読みの入った碁と極めて似た雰囲気の古碁を! 安井仙角(7世仙知大仙知)と本因坊元丈 の1798-12-23と記録されている御城碁です。5回も並べ直して、感動感動! 今の韓国・中国の勢い、実は200有余年前の日本にもあったんだと!
 今夜は、前田先生の詰め碁を解きながら...たぶん解けずに寝ます。
 お休みなさい。
  • 2010⁄06⁄09(水)
  • 22:35

 日本は地に墜ちたという感じですが、海外の棋士は案外日本の碁を並べているみたいですね。ただし秀行坂田や道策など、古典を。日本の棋士は案外古碁を知らないみたいなのが残念です!
  • 2010⁄06⁄11(金)
  • 10:50

いい本ですけれど

免状だけは初段という者です。この本、出たことは知っていましたが、類似のテーマの本をいくつか持っているのでパスするつもりでした。しかしここでつよく推薦されているので、購入しました。まだ全部は読んではいませんが、良書のようです。ただ構成・大島正雄という表記を見て、ちょっと複雑な気分です。大島さん構成とか編集とか企画とかの本(そう推測するものも含めて)はいくつか読んでいて、好きなライターです。しかしそうと知ると高尾先生の本という気は全くしません。でもなんだか安心して読めます。大島さんの本ですから。
もうひとつ感じたことは、この「B級ハウツー本」的なデザインはどうなんだろうということ。まあどうでもいいことですけれど。
  • 2010⁄06⁄18(金)
  • 23:54
  • [edit]

 コメントありがとうございます。
 基本書の難しいところは、内容がどれも似通ってしまい比較が難しいという点や、基本的な内容だけに棋士の個性よりもライターの構成力で出来不出来が決まってしまうことが多い点にありますね。

 類似のテーマの本を読んでいたら、余計に欠点も見えるでしょう。
  • 2010⁄06⁄19(土)
  • 19:10

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