必勝の置碁/石田芳夫



日本棋院/小堀啓爾
有段者 ☆☆☆

 古今の置碁名局集とでもいうべき本である。
 現在競技としての囲碁はオール互先だが、昭和の途中まではコミのない碁も存在したし、それ以前はプロ同士でも真剣勝負としての置碁が打たれていた。置碁にもまた名局があるのである。
 本書はほとんどが黒番勝ちであり、上手いじめ集という感じの編集となっている。下手のほとんどがのちの名人・名手で、置石を置き過ぎているともいえるが、強い下手の範を示しているといえるだろう。ただし、弱い下手が、実力なりに勝利を目指すのに役立つかといわれると難しい。実用書というよりも観賞用として読むべき本だろう。

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置碁

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