【特別企画】初段までの最短距離テキストを考えよう

 個人的には入門書で勉強したことはないのだが、仕事柄わかりやすい本や効果的な本はなにかよく考える。ここまでの経験では、最強コースは以下の通り。

 ○入門
 はじめて打つ碁/趙治勲
 おぼえたての碁/趙治勲

 ミニ碁盤を使ってわかりやすく、しかも入門書ながら囲碁の奥深さまで表現しえている趙治勲のこの2冊できまり。これは譲れない。
 

 ○入門後
 梅沢由香里のステップアップ囲碁講座/梅沢由香里

 全4冊。入門後を想定したテキスト。これも見やすいのと、趙治勲本で触れられていない19路盤の打ち方を平易に説明してあるので、組み合わせとして有効かと思った。


 とりあえずこの6冊の内容で19路盤対局に必要最低限の知識や考え方はカバーできると思われる。


 ○練習用

 上記6冊あればもう充分だと思われるが、ほとんどの人が感じる壁「読みの力」「筋形の知識」を補おうと思えば問題集が有効。簡単なひと目シリーズがお薦め。主なものを上げてみた。書評を書いていないものはアマゾンリンク。
 全部買う必要はなく、好きなものを入手して厭きるほど繰り返し、本当に厭きたら新しいものを買うぐらいの態度でよい。自分のレベルにあっている(気軽に解ける難易度)のならひと目シリーズにこだわることはないだろう。書店で内容を実際に見て気に入るかどうかチェックするのも大事。

 ひと目の手筋問題集600/趙治勲
 もっと ひと目の詰碁/趙治勲  
 ひと目の手筋/趙治勲
 ひと目の詰碁/趙治勲

 ひと目のヨセ [マイコミ囲碁文庫シリーズ] (マイコミ囲碁文庫シリーズ)
 MYCOM囲碁文庫シリーズ 初段突破! ひと目の布石

 ○その他補強
  石倉昇のこれでOK初級突破法〈基礎編〉 (NHK囲碁シリーズ)
  石倉昇のこれでOK初級突破法〈応用編〉 (NHK囲碁シリーズ)

 書評を書いていないのでアマゾンリンク。この2冊はわかりやすく、ポイントの絞り方もよいのでお薦め。(ベタだが)
 さらに、

  世界一役に立つ実戦詰碁/石倉昇

最近出たこの本はかなりお薦め。この本は初段にとどまらず将来的に二段三段と昇段を目指したいなら必携。



 ○その他、課題など

 基本的に入門の成功とその後の上達は、指導者とライバルなど環境による面は大きいので、(こんな記事を書いておいていうのは反則だが)書籍に頼りすぎないことというのはあるかと思う。その上で、書籍を利用するならこれがベストではないかというものを挙げてみた。

 あと初級者には本を選ぶときに、できれば書店などで実際手にとってみることをお薦めする。勉強の参考書などもそうだが、本との相性というものは確実にあり、実はかなり重要。初級者は継続が大事で、繰り返し手りたくなるような(続けたくなるような)雰囲気があるとよい。

 個人的にはついつい打碁集や詰碁集に予算を割いてしまうために、初級本を網羅的には購入できず、必ずしも評価にベストを尽くしているといえないのが苦しいところ。書店などで極力目を通すようにはしているが・・・
 韓国棋院のドリル(↓)なども書店で見てよさそうだとは思っているのだが、予算不足で購入していない。実際の買われた方には感想などを是非聞いてみたい。




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お薦め

Comment

さっと読んだ印象ですが

韓国棋院のドリルはいい本だと思います。広い意味でのルールの説明にも使えますし、中級編になると初段ぐらいでも間違える問題もありますね。
九級から一級までの詰碁の前半も上級の方にはいいと思います。最後までマスターすれば昔の初段レベルでしょうが・・。
  • 2008⁄11⁄14(金)
  • 22:13

ルール説明

 確かに解かせながらルール説明していく、という方法は取れそうな本ですね。全部揃えるとかなりの金額になるのが痛い・・・
  • 2008⁄11⁄15(土)
  • 21:26

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  • 2009⁄11⁄09(月)
  • 21:57

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