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逆転力のつく詰碁/林海峰



マイナビ
三段以上 ☆☆☆☆

『基礎力のつく死活』『必殺力のつく詰碁』に続く三部作完結編。昭和55年に大泉書店から出版されたものの修正版。全200問収録。
 受けの好手を含むような問題もあり、シンプルながら間違えやすい問題が多い。もっともヒントで「相手からも粘りがある」などと明かされているので、それを参考にしてしまうと簡単かもしれない。
 基礎力、必殺力、逆転力の3冊は問題量も豊富で涼門がそろっている。あわせて繰り返し取り組めばかなりの効果が期待できるだろう。


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詰碁集

必殺力のつく詰碁/林海峰



マイナビ
初段以上 ☆☆☆☆

『基礎力のつく死活』に次ぐ第2巻で、『逆転力のつく詰碁』とあわせた三部作。昭和55年に大泉書店から出版されたものの修正版。全200問収録。
 基本的なシンプル詰碁だが、考えさせられる要素が増えてくる。印象としては『ノータイム詰碁360』などに近いかもしれない。質量ともによい詰碁集である。
 本書はkindle版で購入してみた。書籍版も文庫本サイズで手軽だが、kindle版ならスマホなどでも読めるのでさらに手軽で便利である。解答図などの再生はできないが、さほど複雑な図はないので問題はないだろう。


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詰碁集

現代囲碁大系33、34 林海峰(上下)/林海峰

 



高段者 ☆☆☆★
講談社 大石清夫 相場一宏

 現代囲碁大系33、34巻。呉清源指導碁から昭和58年の本因坊戦(対趙治勲、3連敗後の4連勝で奪取)までの期間の打碁50局を収録している。
 林海峰は坂田栄男一強時代に風穴を開け、木谷門下の俊秀(石田、大竹、武宮、加藤、趙治勲、小林光)とともに現代日本囲碁界の黄金期を築き上げた名棋士である。その特筆すべきは、時代の先頭を切って登場をしながら、その後台頭した優勝那後輩棋士に負けずに対抗しトップで戦い続けた息の長い活躍である。本書では1980年代初頭で終っているがその後も一線で活躍し、1993年には天元5連覇で名誉天元の資格を獲得、2001年には名人戦挑戦も果たしている。

 本書の選局もそうした息の長い活躍を反映したもので、主要なタイトル戦から原則各シリーズ1局を選んで解説している。坂田から派遣を奪う過程には面白い碁が多いだけに、その部分では物足りない感じもするが、林海峰の黄暦全体を見渡す意味ではバランスの取れた構成になっている。また勝ち碁ばかりではなく、重要なシリーズでの敗戦譜も多く含むのが特徴。林海峰の苦闘の歴史を感じられる構成となっている。
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昭和(打碁集)

李昌鎬~世界戦最多優勝18の軌跡/李昌鎬



誠文堂新光社/大島正雄
有段者 ☆☆☆☆

 待ちに待った李昌鎬の打碁集。431頁、24局を解説している。解説は詳細でまず文句のない打碁集である。

 李昌鎬の打碁集としては、同じ誠文堂新光社から出版された『李昌鎬世界戦勝局集』があり、それと内容が重なる部分が多々ある。また双方の本ともであるが、月刊囲碁付録『名局細解』で取り上げられた李昌鎬の棋譜が土台になっている。その点で先行書籍を読んできた読者にとっては棋譜解説の面では新しい情報が少ないので不満に感じるかもしれない。その点は構成者も苦心し、各対局の背景などをしっかり記述し、1冊のなかで李昌鎬の歩みをまとめようとしている。
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中韓(打碁集)
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