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白夜のチェス戦争/スタイナー



☆☆☆☆

 1972年、レイキャビクで行われた世界チャンピオン、スパスキーと挑戦者フィッシャーの間で行われた世界選手権のスケッチ。
 基本的には世界戦の観戦記だが、シュタイニッツから始まり、ラスカー、カパブランカ、アリョーヒン、そしてソ連のマスターたちに連なるチェスの歴史、モフィーを狂気においやるチェスというゲームが持つ魔力などにも言及している。
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チェス

囲碁年鑑2009/日本棋院



日本棋院/
囲碁ファン ☆☆★

 個人的には、本格的な囲碁ファンだと自称するなら囲碁年鑑くらいは毎年購入すべきだと思っている。基本書。
 しかし、最近の囲碁年鑑にはいくつか不満がある。世界戦の棋譜が、日本主催の富士通杯でさえ一部しか収録されておらず非常に手薄である。中韓の囲碁が発展し、注目に値する世界戦の棋譜を載せないのは自殺行為に思える。また韓国、中国棋士の名鑑が大変貧弱で、やはり国際棋戦を観戦する際にあまり役に立たない。

 全体的に非常に内向きの編集となっている。

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年鑑(打碁集)

カテゴリ「チェス」について

カテゴリ「将棋」と同じく、チェスの棋士や名勝負、歴史に関する書籍も紹介する。

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チェス

名人・名局選 秀甫/福井正明



誠文堂新光社/相場一宏
有段者 ☆☆☆

 名人名局選シリーズ第5段。
 他の巻と同じく、詳細な解説を重視し、メインの収録局は10局と少な目。参考譜は36局収録されており、メリハリのついた構成ということか。解説は古今の評などを集めて紹介しているところが注目である。
 秀甫は幕末の三秀のなかでも最も現代的な碁だと思われる。石にスピード感があり、攻めが強い。碁の鮮やかさという点では藤沢秀行に通じるものがある。

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古典(打碁集)

定石の急所(上・下)/林海峰



毎日コミュニケーションズ/
上級以上 ☆☆☆☆

 ややページ数はあるが、文庫版でコンパクトに基本定石がまとめられている。解説もわかりやすいのでお薦めである。
 定石を覚えて2目弱くなり。定石のうろ覚えは禁物であるが、一方でどんな布石でも気後れせずのびのびと打つには一通りの定石知識が必要だ。本書の様な手軽ににまとめられた定石を、一通りうろ覚えしてみるのは、定石学習のステップとしては大事かもしれない。うろ覚えして実戦で使い、失敗したらその項に戻って熟読しなおす。それを繰り返していけば、生きた定石知識を身につけられるだろう。(ちなみに私にとってのそういうテキストはこれだった)


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定石

互先の基本定石/高川格



東京創元社/
上級以上 ☆☆★

 これは思い出の1冊。しかし、古い定石書のため、情報が古く減点。
 林海峰の『小目の定石』『星の定石』で定石の基本知識を得たのだが、難点は高目、目外し、三三などの定石には触れられれていないこと。高校時代、その部分の知識を補おうとして購入した。新書版で手頃だったのが魅力的だった。
 減点はしてしまったが、難解定石などを含めて情報量は多く、とても便利な本であった。新書版に多くの情報を詰め込んだために、図が詰まって構成がきつい感じがあるのは仕方ないところ。

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定石

星の定石 小目の定石/林海峰




日本棋院/
上級以上 ☆☆★

 個人的には非常に思い入れのある2冊。日本棋院新書で入段編なので緑色の背表紙。
 評価が低いのは古い本だから。定石書はやはり情報があたらしい方がよい。解説は平易で質は高い。

 この2冊は中学生時代に読んだ思い出の書。初段になるまで(中学3年間)はたいして囲碁にのめりこんでおらずほとんど本も読まなかった。この本は中学時代に熟読した数少ない本で、この2冊によって小目、星の定石についておおよその変化を知り、そのことが棋力の基礎になった。

 簡単な定石書を読破して、どんなハサミ、受けにも一応無難にわかれることができるようになると打つのが楽になる。


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定石

有段死活/坂田栄男



日本棋院/
有段者 ☆☆☆☆

 日本棋院新書の1冊。昇段編なので背表紙が紫色である。
 これは有段者用の死活読本で、石の下や捨て石で活きる筋など高度な内容を含んでいる。おそらくは基本的な手筋をおさえようとして編集されているが、うっかりしやすい筋やなかなか気がつかない筋を含み、難しいと感じる人も多いのではないだろうか。
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基本死活

やさしい死活/坂田栄男



棋苑図書/
上級者 ☆☆☆

 坂田九段の著作というととかく難しくなりがちだが、これは正真正銘の基本書である。悪く言えば平凡。
 死活の基本書としては『死活と攻合い』(加藤正夫)の方に軍配を上げる。
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詰碁集

やさしい手筋/坂田栄男




棋苑図書/
上級者 ☆☆☆

 坂田九段の著作というと難解なイメージがあるが、これはオーソドックスな基本手筋読本である。平均的な内容で、古い本でもあるので、無理して探し求めることはないだろう。安く見つけて、気に入ったらという程度のお薦め度である。
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手筋

やさしい定石 やさしい新定石/坂田栄男



棋苑図書/
上級者 ☆☆★

 書いてある内容が悪いわけではないが、いかんせん情報が古い。「やさしい新定石」のほうに”昭和の新定石”などということばも出てきて時代を感じさせる。基本定石書ならばできるだけ新しいものを選んだ方が無難なのは当たり前の話だろう。

 以下は脱線だが、「新定石」の方に、ある大型定石で最近になってよく打たれるようになった手が紹介されている。確かに結城聡九段が「この手は昔からあると知ってびっくりした」というようなことを言われていたが、こんなアマチュアむけの(それも平易に書いた)定石書に登場しているとはびっくり。深く定石研究をするなら、温故知新ではないが古い変化を探ってみることも大事なんだろう。
 

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定石

攻めとシノギ/坂田栄男



棋苑図書/
有段者 ☆☆☆★

 坂田九段にこの手のテーマを扱わせると、かなり高度な内容になってしまうのは致し方ないところ。攻防の妙手がいろいろ紹介されていて面白いが、どちらかというと観賞用だろう。

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中盤

必勝の置碁/石田芳夫



日本棋院/小堀啓爾
有段者 ☆☆☆

 古今の置碁名局集とでもいうべき本である。
 現在競技としての囲碁はオール互先だが、昭和の途中まではコミのない碁も存在したし、それ以前はプロ同士でも真剣勝負としての置碁が打たれていた。置碁にもまた名局があるのである。
 本書はほとんどが黒番勝ちであり、上手いじめ集という感じの編集となっている。下手のほとんどがのちの名人・名手で、置石を置き過ぎているともいえるが、強い下手の範を示しているといえるだろう。ただし、弱い下手が、実力なりに勝利を目指すのに役立つかといわれると難しい。実用書というよりも観賞用として読むべき本だろう。

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置碁

小林流必勝置碁/小林光一



ユージン伝/中山典之
上級~有段 ☆☆☆☆★

 新書版で手軽な体裁、値段で打っていたシリーズだが、名著である。
 小林光一九段の著作全般に言えることだが、善悪の判断が明快でわかりやすい。中山典之の筆もいい。
 各巻ともに、小林九段が考える必勝の打ち方が紹介され、巻末に何局か置碁の名局が収録されている。
 もちろん講座もよいのだが、この巻末の名局集が選もいいし解説もわかりやすいのでお薦めである。個人的には後半部分だけ何回読み返したかわからない。このシリーズは黒番の立場で必勝法を紹介するというものだが、この置碁名局集では名人クラスの下手ごなしのテクニックが鑑賞できて、自分が置かせる立場にある人にも興味深い内容だ。特に四子(リンクがないが)、五子が面白く、四子では丈和の下手いじめ、五子では呉清源対鈴木圭三などという珍しい名局が収録されている。

 ネット碁の普及で互先で打つ相手の困らなくなった面はあるかと思うが、囲碁をやるうえで置いたり置かせたりすることは避けられないことが多い。置くのがいや、置かれるのがいやというひともいると思うが、置碁には置碁の魅力があることを知れば囲碁がもっと楽しくなるであろう。




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置碁

炎の譜/坂田栄男



日本棋院/小堀啓爾
有段者 ☆☆☆☆

 副題にあるように獲得した56のタイトル戦の棋譜が収められている。全集を除けば坂田最高の打碁集であろう。棋譜の数字が大きいので並べやすい。豪華本なので値が張るのは仕方がないところ。
 なお坂田名誉本因坊は最終的に64のタイトルを獲得しており、この本でフォローできていないタイトルが8つもあることになる。キャリア最晩年のタイトルに関しては、『炎の勝負師坂田栄男』参照のこと。


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昭和(打碁集)

発想をかえる囲碁とっておき上達法/趙治勲



日本棋院/小堀啓爾
有段者 ☆☆☆☆

 『棋道』史上に連載された名講座。かなり再構成されているので連載とはまた違った趣きがある。
 趙治勲は『はじめて打つ碁』などでもわかるように、アマチュア指導にも一家言持っている。この本は、上達するために大事なことや、誤解されていうことなどを鋭く指摘している。非常に「質」の高い教えで、棋力が低めの人でも十分理解できる内容だが、棋力が上がってもときどき読み返してみたくなるような奥深さも併せ持っており、人によっては座右の一冊になるかもしれない。まさしく蒙を啓く快著といってよい。真剣に強くなりたくて悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

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読み物/文芸

秀行百名局/高尾紳路



誠文堂新光社/秋山賢司
有段者 ☆☆☆☆

 愛弟子高尾紳路九段が監修解説した1冊。
 100局掲載ということで詳解ではなが、ポイントをおさえた解説が添えられており面白い。譜分けも3譜程度から数譜分けとメリハリを利かしており、非常に考えた構成となっている。まえがきによれば「晩年の棋譜にこそ先生の碁のよさがある」という高尾九段の思いから、晩年の棋譜がより重視されている。また名局、妙手ばかりでなく代表的なポカや敗局も紹介し、まさしく秀行のすべてを描こうとしているところにも注目である。

 全体を通して高尾九段、ライターの秋山氏の秀行師への熱い思いを感じる1冊である。秀行の碁が素晴らしいのは言わずもがなであるが、紹介者の温かい愛情に包まれて一段と輝きを増したように思う。手元に置いてゆっくり大切に並べてみたい一冊。

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昭和(打碁集)

中盤が10倍強くなる本/李昌鎬



毎日コミュニケーションズ/成起昌(共著) 洪敏和(訳)
上級以上 ☆☆☆

 大げさなタイトルで期待させがちだが、戦いに必要な基本問題集である。エグリ系の問題、攻め合いの問題、よくある実戦型対策、中盤次の一手など。基本問題集と思って買うのなら、満足のいく本である。
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問題集

宿題

 書評を書こうと思っている本など。



 速報だが、これはいまいち(普通)かと。




 内容に波が出にくいシリーズだけに、他の巻と同じような評価になると思われる。




 飛天の譜あたりと比較が難しいが、高尾先生が監修している点が+ポイント。簡潔でも思い入れの感じる解説です。 
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