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詰碁ハンドブック/趙治勲



級位者~ ☆☆☆☆
マイナビ

 基本詰碁集としては、基本的(古典的)図ばかりで、新しい問題に触れたいという人には不満かもしれない。定番の基本問題が網羅され、それを分割出題(二段階出題、変化図出題など)しているところに特色がある。ひと目問題(3手のヨミレベル)を卒業した読者に、少し複雑な問題を理解やすく出題するところに著者の意図があると思われ、それには成功している。
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詰碁集

最速上達詰碁200/林海峰



2017-08-02追記修正しました

-有段者 ☆☆☆★
マイナビ

 基本詰碁集。
 基本詰碁を扱う宿命として、結局どの本を買っても似たようなものになってしまうtころがある。(『ノータイム詰碁360』とか『石田の基本詰碁160』とか)
 基本として外せない問題をしっかり収録すれば似てしまうのは当たり前で、他と似た問題を収めているから取り組みのレベルが低いとも言えない。そんな中で本書は、工夫のある問題がかなりあり予想以上に面白かった。難易度もほんの少し高めに思える。すでに基本詰碁集を持っている人でも楽しみやすいのではないかと思う。

 第1章と第2章は、ヒントでコウかいないかもわかってしまい、そういう点では興ざめ。
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詰碁集

日本詰碁百景/石榑郁郎



有段者 ☆☆☆☆★
誠文堂新光社 大島正雄

 名詰碁作家・石榑郁郎九段の詰碁集。
 100問収録で、ヒント文ありの構成。橋本宇太郎の街道もの(『詰碁・五十三次』『詰碁・中山道』『詰碁・奥の細道』)の様に、各問に日本全国の名勝地などの名前を冠しているが、一般的な名所よりも囲碁にまつわる事物が多めである。

 前書きにある通り、シンプルな図形で変化に富んだ問題が厳選されており、問題の質は非常に高い。考えてみようという気になるシンプルな図形ながら、受けの妙着がある問題も多く、一手一手慎重で繊細な回答を要求させる問題が多い。一言でいうなら美しい詰碁集。
 ヒントでコウか無条件かがわかってしまうのは玉に瑕ではある。問題のレベルはばらつきがある感じで難問ばかりではないが、全て解くには高段の棋力が必要だろう。

 棋苑図書から出た『石槫詰碁選集Ⅰ』の続刊がないのが気になるところだが、どんな形であれ石榑九段の詰碁集が出版されるのは喜ばしいことである。
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詰碁集

蘇耀国の詰碁/蘇耀国



上級以上 ☆☆☆☆
マイナビ 朴道純

 第1章(死に)が60問、第2章(生き)が30問、第3章(応用)が90問の合計180問収録。

 シンプルなパズル詰碁で、コンパクトな形の中にダメ詰まり感覚を磨けるような仕掛けをした良問が多い。個人的には第1章の出来が一番よいように思う。第3章は、難しい問題を分解して出題しているものが多いが、分解の仕方をやや失敗している感じのものもある。ただそこを不満に感じるのはある程度以上の棋力の読者と思われるので、本書がターゲットとしている詰碁が苦手なひとには関係のない話かもしれない。
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詰碁集

CIOブログ詰碁/井場悠史



上級以上 ☆☆☆☆
Kindle 橘諒 稲本章吾

 前作に続きよいシンプル詰碁を50問収録している。今回は4×4の範囲で詰碁にする、特定の手筋を主題にするなど、テーマ(縛り)に沿ったシリーズがある。

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詰碁集