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現代囲碁大系37・38 石田芳夫(上・下)/石田芳夫

 

講談社/山本有光
有段者 ☆☆☆ 

 木谷門で最初に囲碁界の頂点に立ったコンピューター石田芳夫の巻。
 他の木谷門の棋士は、現代囲碁大系刊行後にも活躍しているのでこのシリーズが決定版の個人打碁集となりにくいが、真の意味での全盛期を名人本因坊時代の5年(本因坊連覇時代と言い換えてもいい)と限定しうる石田芳夫は例外である。緻密な数量的な形勢把握をもとに、多彩なテクニックを駆使して柔軟に戦うスタイルは現代碁の古典ともいうべきもので見ごたえ十分である。

 ただし、この打碁集は採用理由が不明確な敗局が多く、また名人本因坊時代以降の棋譜の量が多いなど、選局に散漫さを感じざるを得ない。勝った番碁の中からでもあえて敗局を選ぶという例も見られる。楽に勝てた碁よりもより印象深いものをということであろうか。多少バランスを崩してでも、本因坊戦、名人戦での林海法との死闘にもっとクローズアップしたほうがよかったと思う。

 その意味でダイジェストである現代囲碁名勝負シリーズ版はなかなかよいまとまりである。 
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昭和(打碁集)

石田芳夫の基本詰碁160/石田芳夫




棋苑図書/
上級以上 ☆☆☆★

 よくまとまった基本詰碁集である。レベルは基本的なものだが、ノータイムでできるようになるところまで繰り返し解けば、かなりの上達が期待できる。問題数は標準的。

 類書は多いので唯一無二の推薦書ではないが、基本問題集を購入したい人には候補の一つになるだろう。
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詰碁集

秀策/石田芳夫

日本囲碁大系(第15巻)


有段者 ☆☆☆★
筑摩書房/田村竜騎兵

 棋聖本因坊秀策の打碁集。石田芳夫九段の明解な解説で秀策の近代的なバランス感覚がよくわかる。またこの手の本では過去の名手に対する敬意からかなり遠慮した表現をするものだが、石田九段は辛口に現代的見地からはっきりと批評している。

category
古典(打碁集)
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