本因坊薫和。昭和の名棋士で、豆まき碁の異名をとった。盤上に石をばらまくことからその名がついたが、その芸は一見軽妙に見えてすさまじい豪力を秘めている。坂田栄男も「岩本さんの攻めはかわせない」と評したほどだ。原爆対局を経験したことでも有名。
古棋譜収集にも力を入れたことで知られる。また私財を投じて囲碁の世界普及に尽力したことも高く評価されている。対局(現在)だけでなく、囲碁界の過去(歴史、古棋譜)、未来(海外普及)でも偉大な業績を残した賢人棋士だったといえる。
○著作リスト
岩本薫/岩本薫 昭和名棋士集一、二/岩本薫